ふとんかご(角形じゃかご)は、断面形状が短形状で、地滑り防止工、法尻保護工、盛り土、根固め工等に、ご使用いただいております。
・地滑り防止工 ・法尻保護工 ・法尻保護工 ・根固め工
網目
寸 法
高さ
幅
線 径
4.0mm
3.2mm
10cm
40cm
40cm
48cm
64cm
1.2
1.8
1.2
1.2
9.5kg/m
13.2kg/m
10.1kg/m
11.1kg/m
7.5kg/m
10.5kg/m
7.9kg/m
8.7kg/m
13cm
40cm
40cm
50cm
60cm
1.2
1.8
1.2
1.2
8.3kg/m
11.4kg/m
8.9kg/m
9.6kg/m
6.5kg/m
9.0kg/m
6.8kg/m
7.2kg/m
15cm
40cm
50cm
60cm
1.2
1.2
1.2
7.5kg/m
8.0kg/m
9.0kg/m
5.7kg/m
6.0kg/m
6.5kg/m
下図の規格外のふとんかごの制作も致します。
寸 法
網目
高
巾
長
詰石
所要量
(㎥)
所要量
(㎥)
組立
据付
(人)
据付
(人)
石詰
(人)
(人)
作業員
合計
(人)
合計
(人)
10cm
40
48
64
120
120
120
2
3
4
2
3
4
2
3
4
0.86
1.30
1.73
1.04
1.55
2.07
1.38
2.07
2.76
0.38
0.41
0.44
0.41
0.44
0.47
0.44
0.47
0.50
0.42
0.64
0.85
0.51
0.76
1.02
0.68
1.02
1.36
0.80
1.05
1.29
0.92
1.20
1.49
1.12
1.49
1.86
13cm
40
50
60
120
120
120
2
3
4
2
3
4
2
3
4
0.86
1.30
1.73
1.08
1.62
2.16
1.30
1.94
2.59
0.36
0.39
0.42
0.39
0.42
0.45
0.42
0.45
0.48
0.39
0.58
0.78
0.48
0.73
0.98
0.58
0.88
1.17
0.75
0.97
1.20
0.87
1.15
1.43
1.00
1.33
1.65
15cm
40
50
60
120
120
120
2
3
4
2
3
4
2
3
4
0.86
1.30
1.73
1.08
1.62
2.16
1.30
1.94
2.59
0.33
0.36
0.39
0.36
0.39
0.42
0.39
0.42
0.45
0.35
0.53
0.71
0.44
0.66
0.89
0.53
0.80
0.89
0.68
0.89
1.10
0.80
1.05
1.31
0.92
1.22
1.51
-部品-
ふとんかご1本につき、次の部品が必要です。
A. 胴網:1本
B. フタ:2枚
C. 中輪:かごの長さ1m毎に1個
(例. 4mのときは3個)
D. 骨線:4本
E. 詰石穴閉じ線
B. フタ:2枚
C. 中輪:かごの長さ1m毎に1個
(例. 4mのときは3個)
D. 骨線:4本
E. 詰石穴閉じ線
-荷解き-
部品別に荷造りしてありますので、「送り状」と照合して荷数を確認してください。組立現場でそれぞれの荷作りを解き、必要な数を取り出してください。その場合、胴網を1本毎に束ねてある針金(結束線)は解かないように注意してください。
-組立て(地上組立法)-
1. 胴網1本を地上におき、結束線を全部解き外したのち、静かにひろげます。このとき、詰石穴が二列とも上面の中心近くにくるようにしてください。(詰石穴には赤ペンキが塗ってあります)列線の出入りにより末端が不揃いになっているときは、とび出した線の両端を二人で持って廻すと、出入りがなおります。
注)最初から胴網の結束線を全部解き外して広げると、列線の出入りを生じ、末端が不揃いになります。この場合は、必ず不揃いをなおしてから中輪を入れてください。不揃いのままでとび出した部分を切り取ると、必ず他方の端がそれだけ短くなり、検査に合格しませんからご注意ください。
2. 胴網の右端から中輪1個を送り込み、1m位入ったところで直角に立てて胴網にはめこむと、胴網はほぼ箱型になります。3mのふとんかごの場合は、更に左端から中輪1個(4mの場合は2個)を胴網の中に送り込み、お互いが1mの間隔をとるように位置をきめ(詰石穴と詰石穴の中間でよい)、その位置で中輪を直角に立てて胴網にはめこんでください。
3. 3m以上のふとんかごの場合には、別の方法があります。右端の結束線だけは解かずにおき、左端をひろげて 2.項のように中輪1個をはめこんだのちに右端の結束線を解き外すと、列線の出入りをおこさずにすみます。この場合にも 1.こうのように、詰石穴が二列とも上面の中心線近くにくるように留意してください。
4. 4本の骨線を四隅に通します。この場合は、中輪ではフープ状の輪を、胴網では列線の交差点を骨線が縫うように通してください。
5. 胴網の両端に夫々フタを正しい位置にあてがい、胴網端末の曲げしろを巻付用パイプを使って、フタ輪に2回以上巻付けてください。
6. 骨線の長さは、胴網の長さより15cm程度長くしてありますから、フタから突出した部分を、フタの四隅のフープ状の穴を通したのち、パイプを使って180度折り返して曲げてつけてください。
-組立て(吊下げ法)-
1. 竹または丸太で、図のような枠2台を用意してください。
2. 胴網1本を枠の中間に置き、結束線を全部解き外します。「地上組立法」の場合の 1.項のように、詰石穴が二列とも上面の中心近くにくるようにして、網をひろげてください。次に二人1組となり、ふとんかごの幅(例えば1.2m)と同じ間隔で2本の列線を持ち上げ、静かに枠の吊り手にひっかけて吊り下げてください。(下図参照)この場合、網の下面は地面に接します。
3. 列線の出入りにより、末端が不揃いになっているときは、とび出した線の両端を二人で持って廻すと出入りがなおります。この場合、とび出した部分を決して切り取らないよう注意してください。
4. 一方の端から中輪1個を送り込み、1m入ったところで直角に立てて胴網にはめこむと、その部分はほぼ箱型になります。3mのふとんかごの場合は、更に他方の端から中輪1個(4mの場合は@2個)を胴網の中に送り込み、お互いが1mの間隔をとるように位置をきめ(詰石穴と詰石穴の中間でよい)、その位置で中輪を直角に立てて胴網にはめこんでください。
5. 胴網を枠の吊り手から外して地上におろしたのち、「地上組立法」 4.項と同じ要領で、4本の骨線を四隅に通してください。
6. 「地上組立法」 5.項と同じ要領で、胴網の両端にフタを取付けてください。
7. 「地上組立法」 6.項と同じ要領で、骨線の両端をフタ輪に曲げてつけてください。
-据付け-
1. 組立ての終わったふとんかごは、そのまま所定の位置まで運び、据え付けます。
2. 胴網には、1m毎に左右2箇所に詰石穴が二列に並んであけてあります。(穴の箇所は、網目が外れており、赤ペンキが塗ってあります。)この部分の針金を上の方に起こして石を入れ易くしてください。
3. 石を詰め終わったら、針金を押し下げて穴をもとのように戻してから、詰石穴閉じ線を通し、ハンドルを使って閉じ線をねじ合わせ、締め付けてください。
注)詰石穴閉じ線を使わずに、ツルハシの先などで直接に列線をねじ合わせることは、おやめください。